

ごあいさつ
この街をもっと前向きに。
山形市ではオミクロン株(BA.1型)対応2価ワクチン接種を進めており、コロナ渦による経済対策などを行いながら、山形市発展計画を進めています。
人口減少・少子高齢化社会にあっても、一定の圏域人口を有する村山7市7町の連携中枢都市圏の中心市として中核市の山形市が圏域をけん引します。
市街化調整区域における住宅系の規制緩和によって約1,500件以上の住宅建設が進みました。
新たな「山形市地域公共交通計画」を策定し、市内4ヵ所のモデル地区を選定し公共交通網の充実を図ります。
また、山形市立商業高等学校、南沼原小学校、西山形小学校の建て替えや、屋内児童遊戯施設「コパル」、山形クリエィティブシティセンターQ1がオープンしました。
北インター産業団地開発事業では産業の活性化と魅力ある雇用機会には、企業誘致や市内企業の業務拡大の受け皿として、令和8年度竣工に向けて進んでいます。
一般質問
公共交通網のモデル地区である楯山地区と山形駅を結ぶ仙山線の往復運行本数は、仙台―愛子間の本数と比べて非常に少ない。山形市側の利便性を向上させるため、山形―山寺間の往復運航を導入すべきと考えるがどうか。
- 「仙山線整備促進同盟会」として山形―愛子間の増便や乗り継ぎ環境の向上について要望を行っているが、提案いただいた内容も踏まえてJR東日本と意見交換し、さらなる機能強化を目指していく。
楯山地区で公共交通網のモデル事業を行うのであれば、楯山駅を仙山線快速電車の停車駅とすべきと考えるがどうか。
- 通勤・通学者や観光客に加え、モデル事業の利用者の利便性向上につながることが期待されるため、JR東日本と意見交換をしていく。
楯山駅を交通結節点として機能させるため、令和5年7月に開通する楯山停車場天童線の完成に合わせて楯山駅北口にバス停を整備してはどうか。
- 「山形市地域公共交通計画」では、市内の鉄道駅を交通結節点と位置づけ、路線バスの接続や乗継環境の充実を図ることとしている。今後、具体の整備に向けて必要な調査や、交通事業者との調整の中で可能性を探っていく。
山形―仙台間の高速バスは本数も多く、朝の時間帯は待たずに利用することができるが、仙山線は運休や遅延が多く、利用者の増加は見込めない。利便性の向上がなければ利用者の増加もないため、JR東日本に強く要望してはどうか。
- 「仙山線整備促進同盟会」として山形―愛子間の増便や乗り継ぎ環境の向上について要望を行っているが、提案いただいた内容も踏まえてJR東日本と意見交換し、さらなる機能強化を目指していく。
山形市と仙台市を直接結ぶ新たな道路の整備を国に対し強く要望してはどうか。
- 道路整備の重要性や有効性についてさまざまなルートで国に働きかけており、毎年国土交通省東北地方整備局長などに直接会って要望を行っている。
都市計画道路天童鮨洗線の廃止に反対する地元の強い要望があるが、これを見直す考えはあるか。
- 平成29年7月に、国や県と共同で策定した「山形市都市計画道路見直し計画」では、整備費用に見合う交通量が見込めないことなどを理由に廃止候補の路線となっており、これを見直す必要性は低いと考えている。
現在、山寺街道風間新橋交差点から100メートル以上の渋滞が発生しており、新産業団地が整備されると、渋滞を避けるため旧道に入ってくる車両が増加し、天童鮨洗線の廃止がこれに拍車をかけることが懸念される。旧道を通学する児童生徒の安全確保は図られるのか。
- 廃止路線の代替となる大野目大森線は、現在は非常に狭い道路だが、幅員の改良や歩道の整備を県に呼び掛けており、整備が進めば旧道に入り込むという事象はある程度解消すると考えている。通学路の安全性については、公安委員会などとも協議し、スクールゾーンの指定なども検討したい。
令和4年8月に開催された、京都大学大学院の藤井聡教授の講演では、山形―仙台間にフル規格新幹線を整備した場合、所要時間は約16分となり、現在の山形新幹線の整備よりも効果が期待できるとの話があった。市長も講演に出席していたが、この構想をどのように考えるか。
- 仙山生活圏の発展や地方創生にも大きく寄与するものと考えているが、実現可能性や整備効果、仙山線沿線地区への影響などの評価に膨大な調査・検証が必要となるため、当面、県と連携した活動を行っていく。
山形―仙台間のフル規格新幹線の整備費用は約3000億円、山形新幹線のフル規格化は約7000億円から8000億円との試算もあり、費用対効果の面からも山形―仙台間のルートの方が優れていると考えるがどうか。
- 現在検討が行われている、福島―米沢間のトンネル整備や路線の改良は、年間の整備新幹線の整備費用とは別枠で行われるものであり、山形―仙台間の新幹線整備よりも早期に実益が得られることから、現在の方向性が山形市の持続的発展につながっていくものと考えている。
熊本市では、教育センターのICT担当職員と、各学校の担当教員がつながることで、情報共有やスキルアップが図られ、他の教員のサポートやチーム制による人材育成が行われている。
山形市においても、各学校ICT担当教員との情報共有や校内の教員との情報共有を図れば、より効率化されると考えるが、取り組みの状況はどうか。- 教育委員会のICT担当教員と各学校の担当者や教職員同士の情報共有の仕組みは整備されている。さらなる校務の効率化を図るため、「山形市教育の情報化推進計画」に基づき、教職員の研修をこれまで以上に計画的に進めていく。
ICT活用の目的は、より質の高い教育の実現にあるべきであり、熊本市では、「目当て」と「気づき」をキーワードとして取り組んでいる。
山形市では、ICTの活用の目的をどのように考え、また、教員のスキル向上にどのように取り組んでいるのか。- 山形市では、「未来を創る資質・能力を備えた子ども」の育成を目標としており、授業や学級活動など普段の場面で、ICTを身近なものとして使用する中での育成を目指している。
学校給食で使用する野菜のうち、市内産野菜の割合はは令和3年度に26%であったが、食育や地産地消、さらには農業振興を図るため、この割合を少なくとも3分の1まで引き上げてはどうか。
- 山形農業協同組合や生産団体と委託栽培の協定を締結し、市内産食材の割合を高める取り組みを行っているが、委託栽培の拡大を検討するとともに、より多くの市内産食材を調達できるよう、関係団体などと連携を図っていく。
一週間当たりの米飯給食の回数は、令和4年度で週3・8回を見込んでいるが、これを週5回にしてはどうか。
- 食の多様性は重要であり、主食についても、米飯、パン、めんという多様な主食に触れる機会が必要であると考えているが、食育の観点を踏まえつつ、可能な限り米飯給食の割合を増やしていく。
山形県の新規就農者動向調査では、令和3年6月から令和4年5月末までの新規就農者数は、東北地方では7年連続の1位であり、調査開始以来最多となっている。
山形市の新規就農者数と、非農家からの新規就農の状況はどうか。- 令和4年の新規就農者数は23名であり、過去5年間は、ほぼ横ばいで推移している。
過去5年間の新規就農者120名の内、農家出身者は37名、非農家からの就農者は29名である。
東京都港区では、ビルなどの新築時に国産木材の使用を促す「みなとモデルニ酸化炭素固定認証制度」を実施しており、協定を締結すれば地元木材の販路拡大につながることが期待される。
市産材の利用促進を図るため、港区との協定締結や、都内の自治体に積極的に市産材を売り込んではどうか。- 東京都港区との木材利用に関する協定は、市産材のさらなる利用促進とブランド化を図るうえで有効な手段であると考えられるため、今後、市産材の生産量の拡大と需要量との調整を図りながら、連携の可能性について調査していく。
さくらんぼの収穫時期に農家の人手不足を解消するため、収穫の繁忙期に山形市職員の副業を認めてはどうか。
- 今後市内の農家が求める求人の条件について聞き取りを行うとともに、市職員へもアンケート調査を行い、来年からの実施に向け検討する。

市民の皆さまへ
楯山地区は市及び県の事業や県の事業で大きく変わります。
市の事業では令和8年度竣工に向けて北インター産業団地の整備に合わせ企業誘致を進めています。
市道の整備では楯山駅北側に楯山停車場立谷川線が令和5年7月完成に向けて工事が進んでおり、同じく市道鈴川青野線では高原工区が整備され、青野工区の整備に入りました。
県事業では、県道東山七浦線の整備に向けて用地取得が進んでおり、山寺街道の高瀬橋の架け替え工事や、村山高瀬川の河川整備と青柳橋の架け替え工事が行われています。
国道13号新開・十文字交差点には右折レーンが整備されます。
公共交通網の充実にむけて楯山地区がモデル地区となり、JRでは令和5年3月18日のダイヤ改正から楯山駅停車本数が上り2本、下り4本が増便になります。
楯山駅北側への改札口設置については現在JRと交渉中ですが、改札口が整備されれば、路線バスのバス停を設け天童運動公園経由で楯山駅北口と天童温泉を繋ぐバス路線の整備を要望しています。
略歴
昭和60年 | 山形県農業青年クラブ連絡協議会 会長 |
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昭和62年 | 全国農業青年クラブ連絡協議会 副会長 |
平成11年 | 山形市農業委員 |
平成18年 | 山形市立楯山小学校 PTA会長 |
平成19年 | 山形市議会議員選挙 初当選 |
平成21年 | 産業文教常任委員会 副委員長 |
平成23年 | 山形市議会議員選挙 2期目当選 |
平成23年 | 厚生常任委員会 委員長 |
平成23年 | 広域環境事務組合 議員議会改革検討委員 |
平成25年 | 総務常任委員会 委員長 |
平成27年 | 山形市議会議員選挙 3期目当選 |
平成29年 | 自由民主党山形市支部 幹事長 |
令和元年 | 山形市議会選挙4期目当選 |
令和元年 | 山形市監査委員 |
令和3年 | 議会運営委員会 委員長 |